2期3話も無事終わりましたね。
色々語りたいことはありますが、まず、いろはちゃんが怖かったです。
個人的に「人形を別の誰かとして病的に愛でる」描写が苦手なので、うい人形を うい として愛でるいろはちゃんの描写が見てて辛かった……
(単に人形を病的に愛してるとかなら平気なんですけどね)
マギレコの世界線でこそ うい が病気で亡くなることはありませんでしたが、マギレコ以外の世界線だと、悲しいことに病院組は長く生きられていない可能性のほうが高いですからね。
もしかしたら人形を うい として愛でるいろはちゃんもあり得たかもしれない、そういう可能性が感じられてしまって怖いんですよ。
そういった人形を愛でる描写が苦手なのか、はたまた人形を見て世界の違和感に気付いたのか、病室内で人形のういを愛で始めるいろはちゃんを見て、やちよさんも不審げな表情をしていましたね。
うい人形が中途半端に似ているのがまた狂気を感じる……
その うい人形の存在も、実際はいろはちゃんの沈黙のドッペルの仕業だったんですよね。
ういが本当は実在しないんじゃないかとか、実在したとしてもう会えないんじゃないか、会えたとしていつか失ってしまうんじゃないか、といった いろはちゃんの不安がドッペル内で渦巻き、ういの代用を立てた上で平和な現状を維持しようとしていたのでしょう。
ドッペルの悪意ではなく、いろはちゃんの本心、特にうい関係については負の本心だと思います。
ドッペル内での出来事をいろはちゃんの本心と捉えるならば、結構面白い考察も出来そうですよね。
当たり前のようにみかづき荘の朝食にいる鶴乃とか、灯花とねむが喧嘩をしないで仲良く歌っているとか、ポニテエプロンやちよさんとか、←に加えてドット柄が消失しているスカートとか。
いろはちゃんは滅多に見せないポニテのやちよさんが特に好きなのかもしれませんね、あと実はドット柄はそれほど好きじゃないとか。
学校も学年も同じはずのレナちゃんの姿が全くなかったのは何故なんでしょうか。
3話で描写されたのはほとんどみかづき荘か魔女退治中のイベントだけだったので、もしドッペル内部で学校に行くイベントが発生した場合、レナちゃんたちも登場していたのかもしれませんね。
んで、黒江さんがまた「この人たち誰？」ってなっていたと思います。
前回のやちよのドッペルといい今回のいろはのドッペルといい、アニメだとドッペルの危うさがより一層伝わってきますね。
ゲームでストーリーを読んでいた時はあまりデメリットを感じられなかったので、神浜の魔法少女はドッペルに頼って戦ったほうが良いんじゃないかとすら思ってましたが、アニメではドッペルの制御不能さが良く表現されているような気がします。
ゲーム内での「みたまの特訓」ストーリーにおいて、ほとんどの魔法少女がドッペル発現後に調整屋に担ぎ込まれていたのも納得です。
ドッペルの性質に寄るところもありますが、自分である程度ドッペルを制御できているやちよさんは相当の実力者ですね。
流石元ギリ未成年魔法少女！
あとはやっぱりポンコツ……というよりは場慣れしていない黒江さんがかわいかったです。
病院のベッドに乗るためにわざわざ靴を脱ぐとか、ドッペルの中のいろはちゃんに促されて一緒に寝るとか、素人感が出ていてほほえましいです。
黒江さんってモブとメインキャラの中間に位置しているように思えるんですよね。
「魔法少女の救済に縋る」以外は作品中で語られる行動原理は特に存在せず、いろはちゃんを助けることになったのも、マギウスである ねむに頼まれたからです。
ただ、いろはちゃんの捜索を頼まれたのも恐らくは いろはちゃんと知り合いの魔法少女だったからであって、やはりモブの器では無いんですよね。
今後は恐らくゲーム内のメインストーリーと概ね合流するので、アニメオリジナルキャラである黒江さんの動向に注目ですね。
このまま黒羽根として活動するのか、みかづき荘の一員としてマギウスを倒すのか。
まあ、前述のように魔法少女として救済されることが目的なので、完全にそれに反発しているみかづき荘側に付くとは考えにくいので、今後も黒羽根として活動してくれると思います。
黒江さんもいろはちゃん自体のことは好きだと思いますが、それとこれとは話が別でしょうね。
ドッペル戦のあと、泣き崩れるやちよさんと、それを包み込むいろはちゃんが眩しかったです。
きっと ういたちにしてあげたように、やちよさんの頭も撫でたのでしょう。
2期開始以降見られなかったやちよさんの笑顔が見られて良かった……
最後の最後で2人で見つめあっているシーン、間違いなくキスする流れだと思ってドキドキしちゃいました。
なんかもうこれで感動のハッピーエンドでもいいや感が出ていますが、1期のゴールテープを切り、ようやく2期のスタートラインに立てただけなんですよね。
みかづき荘には いろはちゃん以外の誰も帰ってきていませんから、状況的にはまだまだ悪い状態です。
次回はみかづき荘のメンバー救出に出る、もしくはその準備をするのか、それともCパートとして挟まれた まどかたち原作組の話をやるのか。
今回からエンディングも動画が付いてました。
やちよとみふゆの2人が中心となっていた1期と比べて、いろはとやちよとみかづき荘の仲間たちが中心となっています。
1期のは過去との戦いといった雰囲気でしたが、2期のはいろはとやちよによるこれからの戦いといった雰囲気です。
しっとりとしながらも、明るさがあって良いですね。
OP・ED共々、あえて うい が入れそうなスペースを設けている気がするんですよね。
OPは随所に、EDのほうは最後の木陰で寝そべっているシーンの右上が空いている気がします。
ただ、恐らくこの空欄が埋まることは無く、どことなく欠けたまま2期は終わると思います。
それか最終回だけういが描かれるとかですね。
1期と比べてあまりOP・EDに変化が現れることは無いかもしれませんが、細かいところに変化がないか目ざとく見ていきたいです。
明るい雰囲気も戻ってきましたし、次回からもしかしたらいろはちゃんたちとまどかたちの交流もありそうで楽しみです。
来週の放送日である8月22日はちょうど4周年と重なるので、来週はお祭りですね。
ラストシーン完全にキスする流れだったでしょ！
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