マギアレコードのあるきかた(マギレコ攻略ブログ)

魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード、通称マギレコの非公式攻略ブログです。公式Twitterの呟きを集めたり、高難易度ステージの情報を記載したりしています。特にキモチ戦とEXチャレンジクエストに力を入れています。コメント大歓迎!

【マギレコ】第2部第10章疾走ドラスティックラバー 感想

第2部10章早速読みました!
今回はちょこちょこメモを取りつつ読むという試みをしてみたので、そのメモを見つつ気になったことに触れていこうかなと思います。
性質上ネタバレしか無いので先にメインストーリーを読むことをオススメします。
あとストーリーがうろ覚えな部分もあるので割と適当なことも書いているかもしれません。


さてさて今回はネオマギウスにフィーチャーした話でした。
最終的には10章の範囲では大団円ってことで良いのかな……?
みたまと十七夜が悲しみを取り込んで超強化されたり、プロミストブラッドが疑似家族を形成したりと、9章4話並というかそれを超えるくらい予想外の展開でした。

みたまと十七夜の超強化

みたまと十七夜の超強化はキモチver.とでも呼ぶべきでしょうか。
ただ、キモチに乗っ取られたアオや結菜さんと違い、2人の強化は調整の結果で、その影響か衣装にもキモチ特有の巨大な宝石のようなものは見られません。 なのでアオや結菜さんの変化がキモチver.だとすれば、みたまと十七夜をキモチver.だとするのは若干違和感があるんですよね。
まあ、アオや結菜さんのキモチver.が実装されるとは考えにくいので「みたま&十七夜 キモチver.」とかで実装されるかもしれませんが。
ファイナルver.も現状の実装例を見るに仲間の絆を受け継ぐ的な変化形態なので、別物だと思います。
キモチの名前を取って区別が必要になったらガーネット十七夜とかどうかな?

調整の結果と自暴自棄ともいえる心情になったことにより、十七夜は神浜の魔法少女の中でもトップの実力になったのではないでしょうか。
元々やちよとは互角レベルの実力でしょうし、そのやちよが神浜でも単騎トップの実力だと思うので、ガーネット十七夜を真正面から叩くのはまず無理だと思います。
そこにガーネットみたまも加わるんじゃ無理ゲーです。
力量的にも本編で行われたように心に働きかけるのがベストだったと思います。

2人の能力も強化されていて、描写的に十七夜もみたまも対象にほとんど触れずに能力を発揮できるようになったっぽいですね。
十七夜の先を読む能力が凄すぎて「もしかして未来予知能力を手に入れた?」と初見時は思いましたが、相手の心を瞬時に読んで、行動を先読みできるようになったみたいです。

みかげの尽力により自暴自棄になって滅びを望んだ2人の心はまた明るくなったものの、10章が終わっても2人の目はくすんだままでした。
能力はまだつよつよのままなんですかね。
11章でまた出てくると思いますが、どうかみかげが悲嘆に暮れるような展開にはならないで欲しいです。


ところで、鶴乃だけが2人の魔力を探れたことに何か意味はあるのでしょうか。
劇中で言及されたように「幸運」の能力があったからと言ってしまえばそれまでですが、運が良いからという理由だけなのは弱い気もします。
キモチ関係ならういの方が探れそうですしね。
みかづき荘の他のメンバーと鶴乃との差異を考えるとウワサ化とかでしょうか。
いやーでもウワサとキモチでの共鳴があったとしても、ういのほうが探れそうだしなぁ……

今回は鶴乃の幸運が普段よりもフィーチャーされていた気がするので、次章以降でキーになる可能性もありますね!

育成ゲームなんてイージーだよねー

これを語らずんば第10章をプレイしたとは言えず!
結菜お母さん、樹里ママ、赤ちゃんアオちゃんfeat.近所のお姉さんひかるによる、14年の家族生活!
もしかして疑似家族モノは最近の流行りなのか!?(某スパイアニメ面白いです)

まず強烈なのがサムネイルですよサムネイル。

これだけ見た時は「結菜さんたちはいろはちゃんがやったようにアオの心に入り込んでキモチをぶっ倒した後、揺り籠に揺れる赤ちゃんアオを眺めて4話はクリアとかかな?」なんて思ってましたが、0歳から14歳までアオを育てる樹里結菜による育成ゲームが始まるとは……
結菜さんは「お母さん」、樹里は「ママ」と呼ばれていましたが、樹里が働いているような発言もあったので、ステレオタイプな家族に当てはめれば樹里は父親役かな?
火を扱う能力を活かしてなのか料理もしていたので明確に役割分担しているわけではないと思いますが。

現実のアオはキモチに感情を奪われて恐怖の感情が無い→最初から恐怖の感情が無かったわけではない→0歳から育てれば恐怖の感情が残るはず→0歳から育てているもののキモチが恐怖の感情を奪いに来る
というパラドクスじみた育児です。
キモチたちは負の感情を奪って石の持ち主を強化し、自身の身の安全を強化したいとかそんな感じなんですかね。
14年間の育児ってだけでも大変そうなのにキモチの退治までしないといけないというベリーハードモードでした。


この過程について特に気になっているのが、まさに体感時間で14年間を家族+ひかるで過ごしたのか、飛ばし飛ばしで14年間過ごしたのかってところなんですよね。
明確に言及はされておらず、作中でも14年間丸々過ごすのかどうかはわからない的な扱いだったと思います。

丸々14年間過ごしたうえで記憶も完全に保持している状態ならば、精神年齢が30近くになることに……
記憶保持してるなら保持してるで次女の三女いじりエピソードが増えそうで面白そうだなと思いながら読んでましたが、ガッツリ覚えてましたね4人とも。
サービスエリアに取り残されてブチギレながらひかるに連絡してそうな結菜さん萌える。

樹里結菜の2人は精神年齢が30程度になってもなんとなく現在とそこまで変わらない気もしますが、ひかるは結構変わると思うんですよね、どちらかというと自堕落な面が出て悪い方に。
14年の生活の間は特に頑張らなくても結菜さんと離れることは無いですからね。


最初は樹里結菜の2人で乗り込むところでしたけど、ひかるも付いていって正解でしたね。
ひかるが居なかったら育成ゲームが始まらなかったかもしれませんが、ひかる抜きで育成ゲーム始まってたら14年の結菜さんとの思い出を樹里アオに語られるひかるが可哀想なことになるところだった。

ネギウスの今後と個人的な心情

10章はネオマギウスとフォークロア以外のグループが全力でネオマギウスの行動を阻止するというのが大きな目的となっていました。
これまで中立を保っていたピュエラケアの活躍もあり、ネオマギウスによる人間支配の計画及び失敗時の神浜の全魔法少女への自害命令は阻止されることになりました。
中立を破ってまで行動してくれたリヴィアさんのやさしさに感謝やで……


個人的に今後で気になるのは、ネオマギウスがかつてのマギウスのように罰されるべきか否かなんですよね。
正直ひめなは10章の最後に散って、いろはちゃんたちにも後味の悪い思いを残して行くと思っていたので、サーシャが間に合ってくれて良かったです。

んで、罰されるべきだと感じたのは2つの側面からです。
1つは、最終決戦で神浜市の住人を恐怖と混乱に陥れた以上、最終的な人的被害がないとは言えマギウス未満の罰を受けるべきという観点。
もう1つは、ストーリーの読者として、今まで好き勝手やっていたひめなに何かしらの報復が無いと納得できなかったという点です。


先に後者について語りましょうか。
筆者個人としては、ハッピーエンドで終わる物語が大好きで、勧善懲悪でわかりやすいものを好みます。
要は悪いことをしたらその分物語の登場人物に咎められるべきだと思っています。
有名どころでは初期のポケモンアニメのロケット団ですね。
毎回のように出てきては悪さをし、毎回のようにピカチュウに吹き飛ばされる。
(たまにある悪いことしてない回でも本人たちが望んで飛ばされたりもしますが)
逆に咎められない話の例は……
好きじゃないからか思いつかないですね、記憶に残してないのかも。

ひめなの1番の悪事としては、みつねの能力を悪用して神浜市長選を自分の都合の良いように導いたことでしょうか。
あとはそれを利用して各種陣営の重要人物を誑かしたことですね。
最終的には絆を深める結果になりましたが、この行為自体についてはひめなは罰を受けていません。

まあ要は罰されないストーリーが好きじゃないという話で、個人の感情の話になります。
フォローしておくと恋する乙女なひめなちゃんはいじらしくて好きですよ。
今後ネオマギウスと一緒にヒコ君と生きる道を探してほしいです。


そして前者の神浜への被害について。
まず最終的な住民への被害はほとんどありません。
事件発生の夜からの10時間ほど人々は飲んだり食べたりできなくなっていたはずですが、最終的には天音姉妹とみふゆさん、その他諸々の魔法によって被害の記憶は無くなっています。
SNSなどの記録は残っているので混乱は起こったようですが、人的被害は無しと見て良いでしょう。

神浜の設備については色々と損害が生じているはずです。
無線通信のあーだこーだだったり住民を救うための点滴だったり。

最後に魔法少女への被害については、グリーフシードの消費とみたまと十七夜の不可逆な変化の誘因くらいですかね。
ネオマギウスの羽根たちが悪事に染めるといったことも無く、キモチの石を巡る抗争の範囲内だったのではないかと思います。


さてさてまとめると、市長選の問題が大きく、他の被害はそれほどないということになるでしょうか?
市長選の妨害はやっぱ駄目なのでは……?


それではここらへんで過去の判例を見てみましょうか。
イベントストーリー「ユメミルサクラ」では、マギウスの灯花、ねむ、そして羽根であったみふゆ、月夜、月咲、そしてマギウスに協力していたみたまが、神浜市及び魔法少女への被害に関して裁判を受けています。
(アリナは居なかったので裁かれてないんですよね、この裁判)

まず、一審で「制限刑」(魔法少女に変身できない。灯花とねむに最終的に下された判決)を下されたみふゆさんの判決理由がこちらです。

自身の立場と求心力で組織を大きくし、マギウスの悪事に貢献したことが挙げられています。
そしてそのマギウスの2人灯花とねむについてですが、判決理由は特に語られず「極刑」としか言われていません。
裁判官である万年桜を用意したのが灯花たちであるため、本人たちの意志がそのまま判決理由になるとも言えるので、代わりにそちらを引用します。

ワルプルギスの夜やエンブリオ・イブによって神浜に起きた惨劇とそれによって起こされた魔法少女と一般人への被害を悔いています。


えーっと何の話でしたっけ。
ああそうです、ひめなは罰されるべきか否かです。

マギウスによる被害と比較すれば、ひめなによる被害は大きなものではないです。
西と東の問題は小さくありませんが、市長が辞任を表明したため多少の改善は見込めるでしょう。

マギウス未満の罰であるべきだと思うので、ユメミルサクラでの裁判的には「観察」が妥当でしょうか(執行猶予と同等らしいです)。
ストーリー的にはみつねへの謝罪を必須として、あとは東と西の成り行き次第だと思います。

書きながら少しずつ冷静さを取り戻した筆者個人の心情としての結論は、「罰は受けるべきだが大きくないものが良い」といったところでしょうか。
みつねのケアだけはお願いしますホント。

覚醒みふゆさん

話題は変わってみふゆさん。
何故か強くなっているみふゆさんが描写され、本人もその理由がわからないようでした。
鶴乃がみたまたちの魔力を追えたことには幸運という理由が付いていますが、こちらは理由が完全に不明です。
マギウスの翼時代は魔力の衰えを強く感じていたものの、翼でなくなってからは強くなっていったようです。
流石にこの理由を投げっぱなしで終わらないと思うので後々語られると思いますが、ひとまず理由を考えてみましょうか。


みふゆが強くなったのはやちよさんのように、自身の願いが影響している可能性があります。
やちよは「リーダーとして生き残りたい」ことが願いで、魔法少女の力としては仲間の想いを繋ぐ力として顕現しています。

対するみふゆの願いは「せめて、夢の中だけでも自由でありたい」です。
ちなみに「せめて」とあるように本来の願いではなく、願えるものならば「自由に生きたい」と願うつもりだったようです。
詳細はみふゆの魔法少女ストーリーにて。

理由とするならばこのどちらかが関わってきそうです。
どうにか理由をこじつけて見出してみましょうか。


ほかに明確に強くなったと描写されている魔法少女は特に居ないため、調整等の影響ではないと考えられます。
また、本人の口から「マギウスの翼を抜けてから」とあるので、キモチの石を巡る戦いの影響でも無いと思われます。

つまりマギウスの翼に所属し、そこから抜けたことがキーとなっているため、その前後に関係がありそうですね。
同じく境遇とも言える天音姉妹などにはそのような描写は無いため、みふゆだけが何かしらをマギウスで経験し、マギウスの翼解散後にそれが現出した形です。

みふゆだけが特別にやっていた役割……
うーん……
……マギウス3人の子守り?

我の強いマギウス3人の間を取り持ち、灯花との約束の薬学部受験に力を注ぎ、パーフェクトボディを活かしてアリナの絵のモデルとなる……
ここに夢の中での自由という願いを掛け合わせて……


マギウスの翼加入前と解散後では、「自由」の量が大きく異なるのではないでしょうか。
マギウスの翼加入前は良家の娘として自由がなく、マギウスの翼加入後は灯花に家を用意してもらい良家の娘としての束縛は減ったものの、マギウス及び羽根たちの世話で自由がありません。
一方、マギウスの翼解散後は灯花が用意してくれた家で浪人生暮らしという受験勉強こそあるものの、良家の娘として家に縛られていた時に比べると圧倒的に自由なはずです(多分)。

つまり、現在のみふゆは過去一自由=ストレスが過去一少ない=ソウルジェムも濁りにくい=魔力も強い!という式が成り立つんだよ!

Ω ΩΩ< ナ、ナンダッテー!!


勢いで始めた割には割と真っ当な結論に行きつきましたねぇ。
書き始めた時はもっとトンデモ理論で決着がつくと思っていましたが、いやはやなんとかなるものですな。
実際にこんな感じかはわかりませんが、次章かアナザーストーリーあたりで語られると思うのでそれを待ちましょう。


余談だけど改めてみふゆさんの魔法少女ストーリーを読んでみると、理系よりも人心掌握やまとめ役が得意っぽいし文系のほうが向いてる気がする……

そのほか小ネタ系

  • 3話BATTLE2でいろはちゃんが鶴乃ちゃんに対して敬語を使っており、もしかしたらやちよが生放送に出ない構想もあった名残とかかも
  • ネオマギウスによるライブ配信が中止になった代わりに、名前しか出てこなかったさゆさゆのゲリラライブやってほしかった……
  • くららは絶対再登場するってイベントで初登場したときは思ってたけどまさかあそこまで魔法少女に敵意むき出しの人物になるとは思ってなかったんよ
  • しょーがねーだろアオちゃんなんだから
  • 「休憩時間は何味?<アリナ>」が攻守UPで扱いやすすぎるせいで全員ストーリーに絡む助っ人装備しているのが面白すぎる
  • ↑今回全く登場しなかったのにも関わらず存在感を発揮してるアリナ先輩
  • ももこって天音姉妹より年下だったの!?!?
    • ↑月夜さん呼びするももこへの驚愕
    • ↑ちなみにいろはちゃんは天音姉妹はちゃん付け
  • 10章の終わりちょっとあっさりしすぎな気もするけど、太助の言う安堵した状態の表現には一役買ってる気がする
  • 前々から思ってたけどヒコ君頭良すぎない?
  • 最後にラビが固有魔法で天音姉妹たちの魔法を強化したのは湯国での出来事の罪滅ぼしでもあるのかも
  • ちゃっかりみかづき荘のガラス代を請求してて笑った

あとがき 大団円に潜む違和感

ネオマギウスと決着がつき、第10章としては大団円……なのでしょうか。
あとはアリナ関係と自動浄化システムですね……
1部でも最後の最後にかき乱してくれたアリナ。
恐らく11章こそ決着の時でしょう!

観鳥さんは無理だと思うけどいくみん出てこれたりしないかなーしないよなぁ……

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