最初期から存在している魔法少女「矢宵かのこ」。
星4覚醒時点での彼女のコネクトは「与えるダメージUP[VII]＆必ず魅了」と実にシンプルです。
シンプルながらも「必ず魅了」による行動不能は超強力で、コネクトで行動不要を付与できる魔法少女2人編成し、毎ターンコネクトすることで耐性が無い相手を完封できるという戦術が古来よりあります。
この戦術の最大の問題点は「行動不能効果コネクト持ちがサポートに現れないことが多い」ことでしたが、周回性能が高いアシュリー・テイラーが実装されたことによりこの問題は完全に解決されたと言えるでしょう。
アシュリーもコネクトで「必ず魅了」を付与できるほか、火力UP手段も持ち合わせています。
さらにアシュリーは元々の火力が高いうえ潜在スキルで「挑発」と「回避」の対策も出来るので、一部の魅了が効かない相手でもゴリ押しで突破できる可能性を秘めています。
ということで、かのことアシュリーによる「魅了ループ戦法」を紹介していきますよ！
EXチャレンジクエスト攻略に是非お役立てください！
かのことアシュリーで魅了ループ
やり方
出撃準備
出撃までの流れはこうです。
- 矢宵かのこを育成する
- サポートにアシュリーテイラーを選ぶ
- クエストに合ったメモリア・陣形を選択する
- クエストに出撃する
魅了ループで完封するとはいえ、1ターン目からコネクトはできないので1ターン目を生き延びる工夫が必要となります。
その工夫が1.と3.になります。
かのこはHPが非常に低く、光属性相手だと瞬殺されかねません。
一方でアシュリーは星5だったり自前でダメージカットを持ってきたりと、耐久面に不安はありません。
そのため、かのこのアビリティメモリアは防御力UPやダメージカットなどを中心に採用するべきです。
ただし、挑戦するクエストで状態異常を用いる敵がいる場合は、メモリアはその対策に当てるのが賢明です。
特に、「霧・暗闇・幻惑」は攻撃が当てられなくなり、「魅了・スタン・拘束」は行動ができなくなるため、どちらも魅了ループの始動が困難になります。
幻惑・拘束・スタンに関しては恒常星3・星2メモリアで無効にできるので、対策は容易です。
それ以外の状態異常に関してはイベント配布メモリアや星4メモリアなどが必要となってきます。
無効にできない状態異常を相手が使ってくる場合、無効の代わりに状態異常耐性を上げる必要があります。
まあ、そもそもサポートのアシュリーが状態異常無効メモリアを装備している可能性が低いので、どう対策しても状態異常の使い手相手には、結局運は絡んでしまいますね。
アシュリーは「必ず拘束無効」は持っているので、拘束に関しては問題ありません。
陣形は「エクリプス・ヴァンガード」とすることで、かのこの耐久力を上げつつ、アシュリーの火力を上げることが可能です。
マギアチップショップで入手可能です。
ただ、「ガーディアン・フォース」未所持ならば、より汎用性が高いそちらを先に入手したほうが良いでしょう。
また、「ブレイブ・クロス」により状態異常対策を施す手もあります。
「ブレイブ・クロス」もマギアチップショップで入手可能ですが、十字型の陣形で基本的には使いにくいので入手は後回しにしたほうが良いと思います。
かのこの精神強化は無理に行う必要はありませんが、「確率で回避」と「攻撃時に確率で魅了を付与」くらいは取っておくと安定性が上がるでしょう。
クエスト中での立ち回り
- 1ターン目
- 3枚ディスクがある魔法少女で攻撃
- 2ターン目以降(魅了ループ)
- 前のターンに3回攻撃した魔法少女から、もう一方にコネクト
- コネクトされた魔法少女で3回攻撃
- その際敵全員に攻撃が当たるようにディスク・対象を選ぶ
メインとなる立ち回りとしてはこれだけです。
これをクエストごとにアレンジを加えていく形となります。
例えば1ターン目のダメージを抑えるためにデバフを使ったり、厄介な敵がいる場合は最初に倒しておく等ですね。
火力はどうあがいても アシュリー>かのこ となります。
そのためメインとなる攻撃は基本的にアシュリーに行ってもらうので、かのこはアシュリーにChargeを残せるようにディスクを選ぶと良いでしょう。
長所
最大の長所は編成難易度が低いことです。
初期レア度星2である かのこ さえ持っていれば、最悪無凸でも運用可能です(スキルメモリアのためせめて1凸は欲しいですが)。
精神強化も「解放が進んでいれば安定感が増す」程度なので、とことんハードルが低いのが魅力です。
サポート枠のアシュリーですが、サポートのALL枠や闇属性枠にアシュリーを配置しているプレイヤーも多く、一人もいない場合も一旦適当なクエストをクリアすればサポートが更新されるので、再びアシュリーを探すことができます。
もしフォローしているプレイヤーに居なくとも、フォローしていないプレイヤーが出している場合も多いです。
フォローしていないプレイヤーの魔法少女はマギア・ドッペルは使用不可なものの、スキル・コネクトは発動可能なので魅了ループ的には困ることはありません。
ALL枠のアシュリーの役割は周回要員として高火力で相手を叩き潰すことなので、火力メモリアだけのアシュリーが多いことも利点です。
アシュリーの火力が高いことはターンの短縮に繋がり、結果として後述する事故の回避にも繋がります。
短所
主な短所は2つ。
事故の発生と魅了に耐性がある敵や編成です。
事故の発生
事故の発生とは、「次のターンで魅了ループが途絶えることが確定するディスク抽選」が行われた場合です。
解説のため、アシュリーのディスクをA、かのこのディスクをKとおきましょう。
例えばターン開始時に毎ターン「AAKKK」あるいは「AAAKK」でディスク抽選が行われた場合、毎ターンコネクトが可能なので魅了ループが途絶えることはありません。
どちらの場合でもコネクトを考慮すれば、コネクトされる側の魔法少女は3回行動でき、次のターンもコネクトが可能です。
しかし、例えばアシュリーがコネクトされる側の場合で「AKKKK」や「KKKKK」のようにディスクが抽選された場合など、コネクトを受ける側の魔法少女のディスクが1枚以下の場合、次のターンのコネクトは不可能となります。
どちらの場合でもアシュリーが3回行動することは不可能ですからね。
一応1ターンコネクトをすることを見送れば次のターンにアシュリーがコネクトされることは可能ですが、それはそれでその1ターン分のコネクトを逃しており、魅了ループは破綻してしまいます。
この事故の発生率は高いというわけではありませんが、決して無視できる確率でもありません。
そのため、スキルメモリア枠に余裕がある場合は対策として「ディスクドローメモリア」を使用すると良いでしょう。
ディスクドローが行えるメモリアはほぼ全て専用メモリアですが、「みんな可愛く彩って」と「まもなく開催！ご注目あれ！」の2種類に限ってはどの魔法少女も装備することができます。
前者はガチャで狙うしかありませんが、後者の「まもなく開催！ご注目あれ！」はミラーズコインショップで入手可能です。
1枚80ミラーズコインと少し高いものの、完凸してもスキルターンが長いので無凸で運用しても全く問題ありません。
魅了ループを組む際は事故防止のため1枚入手しておくと良いでしょう。
魅了に耐性がある敵や編成
クエストによっては、魅了に耐性がある敵や編成が出てくることもあります。
これらが出てきた場合は魅了ループを諦めて他の編成を組んだほうが確実なことも多いですが、抜け道もあるので魅了ループを通すことも可能な場合があります。
魅了ループにおける魅了に耐性がある敵は、まず回避持ちが挙げられます。
回避対策は簡単で、「回避無効」か「状態異常を付与するスキル」を使うだけです。
回避には状態異常中は発動しないという仕様があるため、状態異常の付与でも回避は発動できなくなります。
アシュリーは潜在スキルの「必ず回避無効」で1ターン限りですが対策が可能なので、かのこにも回避無効を持ったメモリアを持たせると良いでしょう。
もちろん回避無効ではなく適当な状態異常付与メモリアでも良いですが、「攻撃時～」系や「確率で～」系は運が絡むので、スキルメモリアで「必ず状態異常」が理想ですね。
後は回避対策が有効なうちに、回避を使用する敵を倒せばOKです。
ミラーズコインショップで購入できる「コピーのふたり」は3ターンの間毒を付与できるため、毒が有効な敵ならば3ターンの間回避を無力化できます。
必ず毒を付与するには完凸が前提なのでハードルは高いものの、ミラーズコインが余りだしたら是非入手しておきましょう。
毒を無効にしてくる敵はそうそういませんからね。
回避以外で魅了耐性を持つ敵や編成は以下のものたちです。
- 「魅了無効」を持った敵
- 「状態異常耐性UP」を持った敵
- 「挑発」や「かばう」を使用する敵がいる編成
- 「霧・暗闇・幻惑・魅了・スタン・拘束」スキルを使用する敵がいる編成
- 4人以上の編成
状態異常耐性UPならば何度か攻撃すれば魅了が通る可能性がありますが、魅了無効はその名の通り無効なので、魅了が通る可能性はありません。
また、魅了ループは敵全体に魅了をバラまいて確実な安全を得ることをで安定クリアを目指す戦術なので、敵全体への付与を妨げる後者3つの編成は安定クリアを脅かします。
これらへの最大の対策は、アシュリーで原因となる魔法少女を早々に倒すことです。
魅了無効や状態異常耐性がある魔女やウワサが相手ならば他の編成を試したほうが早いですが、魔法少女複数人編成の場合は原因となる魔法少女を倒してしまえばどうにかなることも多いです。
アシュリーで撃破するのに2,3ターンかかることもありますが、2,3ターンならば かのこ もギリギリ耐えられる範囲で、また原因となる魔法少女の周りの魔法少女は魅了状態にできるので、原因となる魔法少女を全力で叩けばOKです。
4人以上の編成の場合も基本的には誰かを叩いて3人以下に減らすことを優先しますが、アシュリーがブラスト4枚持ちなので、ディスク選択時にブラストを優先すれば相手が4人以上の編成でも全員を魅了にすることは可能です。
というわけで、相手が魅了ループが妨げられ得る編成だったとしてもその原因を叩けば魅了ループが可能な場合も多いので、まずは原因となる敵を狙うと良いでしょう。
実践例
執筆時点で行われていたイベント「時を超えた大宴会」のEXチャレンジクエストのBATTLE5での魅了ループ実践例を紹介します。
まず編成はこちらの編成は適当な感じで。
相手に光属性が多いので かのこの防御力を上げています。
相手の編成はこんな感じです。
見事ないろはちゃん艦隊ですね。
右上の環いろはが状態異常耐性を持っているため、優先して狙うことになります。
幸い1ターン目にアシュリーのディスクが3枚揃い、相手も光属性なので倒しきれることでしょう。
というわけでスキルを使ったアシュリーで攻撃し……
無事倒しきれました。
かのこのHPがギリギリですが、あとはもう魅了耐性を持っている敵はいないので、ほぼ勝利確定です。
全員魅了を繰り返して……
4ターンで勝利です。
属性相性が良かったのであっさり終わりましたが、普通はもう少しターン数がかかると思います。
回避対策は不要だったので、かのこのスキルメモリアには敵全体への攻撃力DOWNか幻惑対策が欲しかったですね。
まとめ かのことアシュリーで組めばOK
さて、長々と説明してきましたが、とりあえず かのことアシュリーで組んだ編成で何度か出撃してみれば、どう立ち回れば良いとか何が必要か等の感覚が掴めてくるでしょう。
高難易度クエストは挑戦に必要なAPやアイテムが少ないことが多いので、高難易度クエストに苦戦しやすい場合は是非魅了ループを試してみてください！
ちなみに北米版アシュリーのコネクトは魅了じゃなくて幻惑だったんだよね
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